教育担当とエンジニア対談
今回は実際に教育担当として講師をしているTERAさん(男性)と、1年前に教育を受けて現在エンジニアとして活躍しているMATSUさん(女性)のお二人に話を聞いてみました。
Talk01 Educator message
TERA
ビジネスマナーや報告書などの作り方はもちろん検証、開発、システムなどの基本を体系的に理解してもらう様な内容になっています。研修期間としては1ヶ月程度ですが、研修を繰り返す中でブラッシュアップしているので、未経験の方でも1ヶ月後にはずいぶん成長していると思います。研修を受けた側としてはどういった印象ですか?目の前だと言いにくいか(笑)
MATSU
そんな事ないですよ(笑)最初に知識というよりも概念から考え方をみっちり叩き込んでもらったなと思います。あとは業界全体図であったり、問題発生時や分からない事があった場合の対応方法などをしっかりと教えてもらったので、実際に業務をしていても、役に立っていると実感しています。でも厳しい所もあって、課題で問題を解いていくんですが、説明を聞いて鵜呑みにしていると解けない様な問題が出てきたりして…
TERA
課題一問目に難しいのを持ってくるよりも、少しずつ解けるようにして最後に転ばせるような出し方をしてるというか(笑)
MATSU
あぁ、思い出しますね。できると思って取り掛かったのに最後の問題解けなくて悔しかった。でもこれ今となっては「分かったつもりにならない」様にしてくれていたんだなと思うんですよね。本当にありがたいですよね。
TERA
そうかもしれない、安易に答えを教えないで自分の頭で考えてもらう事を意識しているから。そんな風に言ってもらえると嬉しいけど、少し恥ずかしいな。
TERA
エンジニアを使い捨ての駒の様に扱いたくないってことですかね。
IT企業でもそういったネガティブな側面を持っている所も少なからずあります。社会的に2030年問題なども迫ってきている中、エンジニアが足りていないというのは、実際に業務をしてきている中で私も経験値として感じていて、そういった問題も含めて、未経験であっても当社で頑張りたい!という意気込みを持った人財を育てていく。という方針なんだと思います。
MATSUさんは確か前職は全く違う業界だったけど、研修がある事というのは転職時に気になったのかな?
MATSU
そうですね、未経験での入社なのでやはりIT全般の知見もない中でしっかりと研修をしてもらえるという事に安心感をおぼえました。実際に受けてみると、1ヶ月という期間でしたが、想像以上に研修内容は充実していて、しっかり教えてもらえました。
TERA
明確な線引きがあるわけではないので、難しいですが、私はクライアントさんやチームのメンバーに自分から自発的に話かけて業務の話が出来る様になったら、一人前かなと思いますね。それは自分のスキル感や立ち位置を正確に把握できているという事ですからね。そこまで行けば、あとは自然と業務を通じて、成長していきますからね。
MATSU
私はまだ一人前ではないんですが…クライアントさんや一緒に働いているメンバーからの質問に自分の言葉で答えられる様になったら、一人前かなと思っています。
本当にまだまだなんですけど、新卒のメンバーも入ってきているので、もっと頑張っていこうと思います!
TERA
未経験から約1年で順調に成長しているんじゃないかなと。クライアントさんやメンバーともアクションとか提案が出来る様になっているみたいなので、全然心配いらないと思います。
MATSU
ありがとうございます(笑顔)
TERA
成長のスピードって人それぞれで、周りのメンバーと自分を比較して落ち込む事もあると思うんですけど、あるきっかけで知識が、あっ全部繋がったと一気に理解できるようになる事があるんですよね。
また新しく未経験で全く何も知りませんという人も入ってきていますけど、どの人も必ずできる様になります。
やる気はある!この業界で食べていくんだ!その思いがあれば絶対に大丈夫。心配しないでください。
MATSU
技術的なことも含め、自分の持ってることは全て教えてあげられたらと思うんですけど、まずは質問しやすい環境づくりをしてあげたいなとすごく思っています。
特に新卒とか未経験の人は、自分で問題点がわからない事も多い中、聞きたいけど聞けないというのは辛い事だと思うので、質問をしやすい環境をつくり、自分で物事を解決できる様になるまでサポートをしてあげたいです。
当社は、お客さまの課題解決に向けた提案をし、ワンストップサービスを提供する「プロフェッショナル集団」を目指しています。
その目標達成に向けて、役割やキャリアに応じた効果的な教育を実施し、人財育成を強化しています。